【個人で野菜を販売するとき許可は必要?】注意すべきポイントを分かりやすく解説

比丘尼さま
野菜のネット販売を始めようと思ってるの
チューダ
えっ?野菜って勝手に売っても大丈夫なの?
比丘尼さま
うそ?許可とか必要なの?
チューダ
調べてないのか。。。ちょっと心配になってきたよ。。。

この記事では、そのような心配にお答えします。

管理人経歴

  • 週休2日で働くサラリーマン
  • 週末農業歴4年
  • 年間30種類以上の野菜を栽培

管理人が栽培した野菜たち

「個人で作った野菜って、許可なく販売しても大丈夫なの?」

そんな疑問をもつあなたに、

「個人で野菜を販売するときに知っておくべき許可」

について解説します。

野菜を販売するときには

  • 栽培した場所
  • 栽培した方法
  • 販売する方法

によって必要な許可が異なります。

「そんな許可が必要だなんて知らなかった」なんて後悔しないように

必要な許可を正しく理解することで、

安心して野菜の販売を始めましょう!

比丘尼さま
正しく理解して販売すれば安心です

野菜販売に必要な許可:加工品には許可が必要!

個人で作った野菜を、そのまま販売するとき許可は必要?

野菜を後から加工しなければ必要ありません

 

加工したものとは?

収穫した後に何らかの手を加えたもので、

  • 手作りの漬け物
  • 手作りジャム
  • 皮むき野菜

これらは全て

食品衛生法に基づいた営業許可が必要です。

比丘尼さま
加工品を販売する場合は、必ず各地域の保健所に相談してくださいね!

簡単なカット(半分、1/4カット)をした野菜の場合は「許可対象外」になることもあります。詳しくは販売する地域の保健所に問い合わせてみてください。

チューダ
収穫後に水洗いした野菜は、加工品ではないよ

栽培する場所と必要な許可:貸し農園は注意が必要!

個人で野菜を栽培する方法は

  • 家庭菜園で栽培
  • 市民農園を借りて栽培
  • 貸し農園を借りて栽培

主にこの3つです。

個人で野菜を売る方法は、【個人で野菜を売るには?】3つの売り方のコツと販売方法 でも詳しくご紹介しています。

比丘尼さま
それぞれの場合の販売許可について説明しますね

家庭菜園の野菜を販売するとき

個人が家庭で栽培した野菜の販売には

特に許可は必要ないので安心してください!

チューダ
家庭で作った野菜なので、売るのも自由だよ!

市民農園の野菜を販売するとき

市民農園は、市民農園法により

  • 自家消費すること
  • 営利目的の利用をしないこと

が定められており、

自家消費量を超える農産物の直売所等における販売まで制限を課すものではない

と解釈が変更されましたが

「あくまでも解釈としてOK」なので

販売を考えている場合は念のため、管轄の自治体に確認してみてください。

チューダ
確認したほうが安心だよ!

貸し農園の野菜を販売するとき

貸し農園の場合は、利用規則をよく読んで

営利目的の利用が禁止されていないか?

よく確認してください。

ちなみに、民間の貸し農園として有名な
「シェア畑」の利用規則には、

  • 利用規則 第8条-2
    (禁止事項)
    営利を目的として作物を栽培すること。

と明言されており、

販売することは禁止されていました。

比丘尼さま
利用規約をよく読んでくださいね!

栽培する方法と必要な許可:有機野菜は注意が必要!

野菜を販売するときに

  • 有機野菜
  • 無農薬野菜

を表記して販売する場合には注意が必要です。

比丘尼さま
それぞれの場合について説明しますね

「有機野菜」の表記は許可が必要

「有機野菜」と表記して販売したい場合、

有機JAS制度に適合した野菜でないと表記できません。

JAS法に基づく「有機JAS規格」への適合性を認定された事業者のみ「有機JASマーク」を貼ることを許可され「有機」「オーガニック」の表記が可能になります。

チューダ
有機JASマークなしで表示することは法律で禁止されてるよ

有機野菜の定義についてもっと詳しく知りたい人はこちら

「無農薬野菜」という表記はNG

「無農薬野菜」という表示も実は、

特別栽培農産物に係る表示ガイドラインに違反しているのでNG

ですが、法的な強制力はありません。

仮に農薬を使わずに栽培しても、周囲の畑から農薬が飛散したり、土の中に農薬成分が残っていると、厳密には「無農薬」ではなくなり消費者を欺くことになるので表示ガイドライン違反とされています。

比丘尼さま
「無農薬」と表示されている商品もよく見かけますが厳密にはNGなんですね

無農薬野菜の定義についてもっと詳しく知りたい人はこちら

販売する方法と必要な許可:ネット販売は注意が必要!

野菜を販売するには、

主に3つの方法があります。

  1. 直売所に持ち込んで販売
  2. 個人直売所で販売
  3. ネットで通信販売

このうち「ネットで通信販売」する場合は、

特定商取引法に従う必要があります。

特定商取引法は、

  • 違法・悪質な勧誘行為等を防止
  • 消費者の利益を守ることを目的

とする法律で、

  • 事業者が守るべきルール
  • クーリング・オフ

など、消費者を守るルールを定めています。

具体的には、販売サイト内に以下のような表記が必要となります。

  • 販売者名
  • 代表者名
  • 住所
  • 連絡先
    (電話、アドレス、URL)
  • 販売価格

フリマアプリや販売アプリなど、既存のプラットフォームを利用して販売する場合は、既に販売サイトに特定商取引法に基づく内容が記載されているので安心です。

比丘尼さま
自分の販売サイトを作るときには、特定商取引法に注意してくださいね

特定商取引法では、個人情報の表記が義務付けられています。

個人情報の表記が必要!

個人でネット販売するには販売サイトに個人情報の表記が必要です!

比丘尼さま
匿名でネット販売したい人は注意してください!

まとめ

個人で野菜を販売する場合、

販売スタイルに応じた許可が必要なので注意してください。

  • 野菜を加工したもの
    →食品衛生法
  • 市民農園や貸し農園の野菜
    →農園の利用規約
  • 「有機野菜」という表記
    →有機JAS規格
  • ネット販売するとき
    →特定商取引法
比丘尼さま
いろいろな規制を正しく理解して、安心して野菜販売を始めましょうね!

 

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