フリマアプリや販売サイトの普及により、
野菜をネット販売する人が増えています。



この記事では
そのような疑問にお答えします。
管理人が収穫した野菜たち
「自分で野菜をネット販売してみたい!」
そんなあなたのために、
- おすすめのネット販売方法3選
- 個人で簡単に販売サイトを作る方法
- 採算性と成功のためのポイント
について解説します。
スマホの普及により個人でネット販売するハードルは、グッと低くなりましたが、
WEBサイトに野菜を並べるだけでは儲かりません。
この記事では、ネット販売の始め方から、
成功するためのちょっとしたコツまでご紹介しておりますので、
みなさんもこれをきっかけに、野菜のネット販売を始めてみませんか?

おすすめのネット販売法3選
野菜をネットで販売するには色々な方法がありますが、ここでは私がおすすしたい3つの方法について解説します。
- 販売アプリに出品して販売
- フリマアプリに出品して販売
- 自分の販売サイトにて販売

販売アプリに出品して販売
販売プラットフォームを利用するやり方で、
会員登録するだけですぐに始められる!
という大きなメリットがあります。

ここでは代表的な2つの販売サイトについて、ご紹介したいと思います。
- ポケットマルシェ
- 食べチョク
ポケットマルシェ
出典:ポケットマルシェのWEBサイトから引用
ポケットマルシェには3つの特徴があり、
- 農家や漁師のみが出品
- 産地直送
- 生産者と話せる
「作る人と食べる人を繋ぐ!」
これをコンセプトとした販売アプリです。
農家や漁師のみが出品
「プロの農家から直接買えること」が大きな特徴の1つなので
趣味の家庭菜園レベルの野菜を出品することはできません。
実際に出品申し込みする場合も、以下のような条件を聞かれます。
- 趣味ではなく事業として生産
- 生産額が年間100万円以上
または今後3年以内に達成計画あり - 特定商取引法における販売業者

産地直送
産地直送にこだわっているので、
受注後すぐに収穫して、採れたてのものをすぐに配送できるようにする!
こうすれば、他の出品者と差別化できて有利です。
配送手段は自由に設定できますが、ヤマト運輸と提携している「ポケマル便」を使うのがおススメです。
出典:ポケットマルシェのWEBサイトから引用
生産者と話せる
ただ出品するだけでなく、
作る人と食べる人でコミュニケーションが取れること
これも大きな特徴の1つで、
- 食べる人から作る人に質問する
- 作る人から作物の魅力を伝える
- 食べたら「ごちそうさま」を伝える
これらのメッセージ機能を利用した、ちょっとしたコミュニケーションが可能です。

但し、お客さんと深くコミュニケーションを取ることはNGで
- お客さんをメッセージ等で取引誘導しない
- 同梱物に自社サイトのURLを載せない
このような制約もあるので注意が必要です。

食べチョク
出典:食べチョクのWEBサイトから引用
食べチョクは、ポケットマルシェと同じく3つの特徴があって、
- 農家や漁師のみが出品
- 産地直送
- 生産者と話せる
そのコンセプトは、
「生産者から“チョク”で届くため、新鮮。だから美味しい。」

食べチョクでは、このような「訳あり品」も売っていました!
出典:食べチョクのWEBサイトから引用

出典:ポケットマルシェのWEBサイトから引用

フリマアプリに出品して販売
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
これらのフリマアプリを利用して販売するやり方もあり、
「会員登録するだけで誰でもすぐに始められる」のが大きな魅力です。
メルカリでの野菜販売
出典:メルカリのWEBサイトから引用
メルカリで不用品を出品するときと同じ手順で、野菜も出品できます。
- 出品ボタンを押す
- 商品名、商品説明の記入
- 商品の写真登録
- 価格、在庫数の入力
- 商品の状態、カテゴリーの選択
- 送料(無料、別料金)の選択
- 配送の日数を選択
ポケットマルシェや食べチョクと違って、
プロの農家でなくても、誰でも手軽に出品できるのが魅力です。
自分の販売サイトにて販売
ポケットマルシェのような販売サイトや、
メルカリのようなフリマアプリでは、
- 競合となる出品者が多い
- 販売手数料を引かれる
- お客様とのコミュニケーション制約
などのデメリットもあるので、
思い切って自分の販売サイトを作る!
というのもアリです。
但し、ホームページの作成やECサイトの構築など、
高度なITスキルやノウハウが必要なので、
かなりハードルが高いです。
ホームページ作成会社に依頼する
自力でサイト作成するのではなく、
ホームページ作成会社にお願いするという方法もあります。

但し、費用的な相場は30~50万円とかなり高額なので、
資金的に余裕のある人にしか、おススメはできません。

(参考)ホームページ制作会社の紹介
ネットショップ制作サービス | ホームページ制作・グラフィックデザイン アプリコットデザイン (apricot-design.com)
個人で簡単に販売サイトを作る方法
本格的に個人販売サイトを作るとなると、
費用面やスキル面でのハードルが高いので、
ここではもっと簡単に個人販売サイトを作る方法をご紹介します。
SNS集客+BASE
- SNSによる集客
ブログ
Twitter
Instagram - Eコマースプラットフォーム
BASE
集客にはSNSを利用して、そのリンク先に
Eコマースプラットフォームで作成したECサイトを置いて販売するやり方です。
初期費用もほとんどかからないので、とてもおススメの販売方法です!
SNSによる集客
本格的にホームページを構えて集客してもよいのですが、少し敷居が高くなるので、
- ブログ
これらのSNSを用いた集客であれば、誰でも簡単に始められます。
例えばTwitterに、自分の育てた野菜の写真と一緒に「販売サイトへのリンク」を貼って投稿すれば、
興味のある人がクリックして販売サイトに訪れてくれる!
このように集客して販売する方法です。

EコマースプラットフォームによるECサイト作成
Eコマースプラットフォームとは、
会員登録するだけで自分のECサイトを簡単に作れるサービスのことです。
中でも特におススメなのが「BASE」で
3つのSTEPで、とても簡単にネットショップが開設できます。
- メールアドレスの入力
- パスワードの設定
- URLの設定
(好きな英文字名を入力)
出典:BASEのWEBサイトから引用
試しに私もやってみましたが、本当に3つのSTEPだけでネットショップが作れちゃいました!
個人でネット販売するには販売サイトに個人情報の表記が必要です!

採算と成功のためのポイント
最後に採算性ですが、野菜の場合は
単価が低くて送料もかかるので、いかに単価を上げられるか?
これが成功するための大きなポイントです。
※野菜を販売するためのコツについては、【個人で野菜を売るには?】3つの売り方のコツ にて詳しく解説しています。
単価を上げるためのポイント
単価を上げるための工夫として、以下の3つを挙げました。
- まとめ売りする
- 定期販売する
- 付加価値のある野菜を売る

まとめ売りする
単品で少量を売るのも、
まとめてキロ単位で売るのも、
配送の手間はそれほど変わりませんので、まとめ売りした方が単価も上がってお得です。
例えば、ポケットマルシェでは
「淡路島の新玉ねぎ2Lサイズを5kg」
このように箱にまとめて販売しています。
出典:ポケットマルシェのWEBサイトから引用

他にも「おすすめ野菜セット」など、
セット売りなら単価も上げやすいので、おススメの販売方法です。
出典:メルカリのWEBサイトから引用

定期販売する
定期販売プランも用意しておけば、
毎月定額で収入が入るので採算性がグッと上がります。

出典:ポケットマルシェのWEBサイトから引用
付加価値のある野菜を売る
- 有機栽培
- 自然栽培
- 朝採れ野菜
このような付加価値のある野菜も高く売れるのでお得です!

出典:食べチョクのWEBサイトから引用
出典:食べチョクのWEBサイトから引用

出典:食べチョクのWEBサイトから引用
まとめ:リスクの少ないやり方で始めよう!
ネット販売には色々なやり方がありますが、
既存のプラットフォームを利用して販売すれば、初期費用もかからないのでリスクが少ないです。
- 販売プラットフォーム
ポケットマルシェ
食べチョク
メルカリ - Eコマースプラットフォーム
BASE - SNS
Twitter
Instagram

